151123 関西弁、自らを限定

会計時、
お金ぴったりで出して、
俺の「ちょうどお預かりしまーす」を聞いて、
レシート出るまで待ってから
「あ、レシート要らないです」って帰る客はアホだと思ってる。

あと、僕の働いている店は一応イタリアンなわけで、イタリアン料理を出すわけなんだけども。
箸使う輩がおるのよね。
じいさんばあさんはしゃーないとしてもやな。
若者が箸使ってるの見ると「あーなんて残念な人なんだ」と思うわ。

なんかこう、異文化を排斥するような行為は望ましくないというか、
自分の行動の範囲を狭めるわけだから、
小さい世界で住む人間になるなんじゃないかな。

自らを限定し、思考を広げるチャンスを己から消していくような行為だと思う。
だから本当残念な人だなと思う。




ちょうど一週間前にね、僕は友達と口喧嘩になりまして。
僕が関西弁を使うことに対して嫌そうな態度されたことに僕が腹を立てたのが発端なんですけども。

まず一つ目にね、言われた相手がもし関西人なら、僕は何も言えませんよ。
自分らの言葉真似されて嫌な気持ちになったなら僕は謝りますよそりゃ。
しかし残念ながら相手は関西人ではない。
そこでまず論外。



それにさっきの話に繋がってくるんだけど、持論があって。
「ブラックミュージックは黒人しか奏でてはいけないのか」ということです。

別にブラックミュージックに限る話ではないんだけど、現に日本にもいろいろな文化が入り込んでいるし、言語にフォーカスをしても周りに韓国語話したいなんて言って僕に韓国語で話して来る友達もしばしばいる。

俺はそれを見て一度も悪く思ったことはないし、むしろ嬉しかったり応援したくなったりする。



ところが日本人は英語と関西弁に関してはなぜか違う思考、というか勘違い?がある。英語と関西弁をちゃんと話せない人が話そうとすると叩かれたり嫌がられたりする。


なぜ?


と問いたい。


それならそういうあなたは、それよりうまく話せるのか?
能力がないのに人を叩くのは惨めなことではないだろうか。



鎖国的な日本だから仕方ないとか言う人がいるかもしれない。

しかしそんな古臭い考えの方は江戸にタイムスリップでもして下さい。

この話は別に俺と口喧嘩した相手だけに言っているのではなくて、
俺と関わっている全ての人間が理解してほしい話である。

自らを限定するのはよくない。